今、職場には新しい風が求められています

170101-2blog皆さま明けましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりまして、本当にありがとうございました。

アトリエエムは、今年もパワハラ・セクハラのない社会をめざします。
長時間労働やいじめのない職場をめざして、セミナーの充実をさらにはかりたいと思います。
また新たに「LGBTを知ろう」のDVDとポケット冊子も作成しました。

今年はハラスメント関連の大事な情報をより一層タイムリーに、皆さんにお伝えしていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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昨年も多くの良い映画や作品と出会うことができました。
特に印象に残ったのは下記です。

●「サウルの息子」監督:ネメシュ・ラースロー/ハンガリー/2015年
●「裸足の季節」監督:デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン/トルコ/2015年
●「殸の形」監督:山田尚子/日本/2016年
●「ある戦争」監督:トビアス・リンホルム/デンマーク/2015年
●「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」監督:ピーター・ソレット/アメリカ/2015年
●「水俣 -患者さんとその世界-」監督:土本典昭/日本/1971年
●「写真展 木村伊藤兵衛 パリ残像」美術館「えき」KYOTO/2016年
●「写真展 ジュリア・マーガレット・キャメロン展」三菱一号館美術館/2016年
●「写真展 井上廣子展-MIZU-」Yoshiaki Inoue Gallery/2016年

「LGBTを知ろう」「マタニティハラスメント」2本のDVDが好評です社内LAN(イントラネット)用も発売!

161211blogアトリエエムの「考えよう!ハラスメント」シリーズ。
vol.1「マタニティハラスメント」、vol.2「LGBTを知ろう」、どちらもとても好評です。

全国の企業や市役所、大学、図書館、男女共同参画センターなどから続々とご注文をいただいています。「各支店で研修に使いたい」と1社で5本購入してくださった企業もあります。

社内LANで「eラーニング」として活用したい、というご要望も多くいただき、このたびイントラネット用も新たに発売しました。(詳細はお問合せください)

男女雇用機会均等法と育児・介護休業法が改正されて、2017年1月から施行されます。マタハラとLGBTの人たちへのハラスメントを防ぐことは、セクハラと同じように「事業主の義務」となりました。

ハラスメントを防ぐには、まずはみんなが正しい知識を持つことが大切です。
ぜひご活用ください。

<「LGBTを知ろう」をご覧いただいた方のご感想です>
20分間という時間の中で、LGBTの定義説明を聞いて性の多様性が学べること、また、企業・行政・世界で最新の動きが学べること、企業としてどのような取り組みが望まれるかまで具体的に知ることができ、とても役立つ教材だと思います。1本2万円と価格もとてもリーズナブルで嬉しいですね。(D株式会社 人権啓発室 ご担当者様より)

※予告編「マタニティハラスメント」はこちら(you tube)>>>
※予告編「LGBTを知ろう」はこちら(you tube)>>>

※アトリエエムの販売物の総合チラシ(お申込書付)はこちら>>
※詳細はこちら>>>

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vol.1「マタニティハラスメント」
vol.2「LGBTを知ろう」
いずれも
【販売価格】 2万円(税、送料別)
【収録時間】 20分 【日本語字幕付】
【解説】 三木 啓子(アトリエエム(株)代表、産業カウンセラー)
【製作・著作】アトリエエム株式会社 <2016年製作>

「アトリエエムのハラスメントセミナー」楽しみながら学んだ2時間に

160922blog9月22日の「アトリエエムのハラスメントセミナー」には、祝日にも関わらず北海道や名古屋、広島など全国各地から色々な立場の方が参加してくださいました。

企業や行政機関の人事担当者、大学教員、労働組合や男女共同参画センター、弁護士事務所、NPOの方など。立場はそれぞれ違っても「ハラスメントのない社会を」というのは皆さんと私の共通の思いです。

セミナーでは、定義や事例に加えて最新の判例の解説、また、昨年12月から実施されているストレスチェック制度やハラスメントの防止対策などについて丁寧にお伝えしました。

講義に加えてロールプレイやディスカッションをすることによって、楽しみながらも大切な知識を身に着けていただくことができました。

<参加者のアンケートの一部をご紹介します>
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・実例を交えてのセミナーでとてもわかりやすかった。
・2時間という時間的制約がある中でコンパクトにまとめられたセミナーでした。今までにない視点も多く、ためになりました。
・ロールプレイが思った以上に楽しく、緊張がほぐれました。色々な考え方を知ることができて良かった。
・2回目の参加ですが前回よりも心に残りました。何度も参加して勉強することは大切だと思います。
・ハラスメントというと行為者とその行為を受けている人との問題であり、その関係性をいかに改善するか、ということに目を向けがちでしたが、セミナーを受講し、会社の体制自体に焦点を当てる必要があること、組織の問題として取り組む必要性を理解できました。

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アトリエエムには「相談対応などについてより詳しく、深く学びたい」という声も多く寄せられています。
そこで、次回のハラスメントセミナーは、2月24日(金)に大阪で1日セミナー「ケーススタディを通して考える ハラスメントへの対応と防止対策」を開催することになりました。
ぜひご参加ください。

セミナーのチラシはこちら>>>
詳細はこちらをご覧ください>>>

映画製作委員会-時代を見つめて30年10月1日(土)&2日(日)神戸で上映会

160919blogアトリエエムが研修用DVDの製作をお願いしている「映画製作委員会」が30周年を迎えました。

神戸を拠点にドキュメンタリー映画を創り続けてきた自主製作グループです。

原子力発電所から出る核廃棄物に焦点を当てた1作目の「24000年の方舟」(1986年)から百年にわたるハンセン病問題の歴史を描いた「もういいかい~ハンセン病と三つの法律」(2012年)まで、時代を見つめる鋭い視点でこの30年間に創られた作品は、観る者に感動を与えると共に常に問題点も投げかけてきました。

これらの作品を一挙に上映する記念上映会が10月1日(土)と2日(日)に兵庫県立美術館ミュージアムホールで開催されます。

最新作「最後の活動弁士 井上陽一の世界」のお披露目上映や井上陽一の活弁ライブ「水戸黄門 来國次の巻」もあって、楽しい2日間になりそうです。

今年は、日本で初めて神戸で映画が上映されてから120年の節目の年。この機会に素晴らしい映画をゆっくりとお楽しみください。ぜひ足をお運びください。

30周年記念上映会のチラシ
表面はこちら>>>161001-30shuunen-chirashis
裏面はこちら>>>161001-30shuunen-chirashi-ura
上映会が紹介された毎日新聞(2016年9月15日)はこちら>>>160915-mainichi-shinbuns
詳細は「もういいかいのブログ」をご覧ください>>>
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■上映スケジュール
2016年10月1日(土)
10:30~ 「24000年の方舟」
11:05~ 「奇妙な出来事アトピー」
13:00~ 「紙芝居がはじまるよ!」
13:45~ 「風ものがたり」
15:00~ 「フランドン農学校の尾崎さん」

10月2日(日)
10:30~ 「もういいかい~ハンセン病と三つの法律」
14:00  <スペシャル上映会・木戸銭 500円>
     「最後の活動弁士 井上陽一の世界」
     弁士・井上陽一の活動写真ライブ「水戸黄門 来國次の巻」
■参加費
500円 (1日券・中学生以上)
*スペシャル上映は別途料金が必要

■会場
兵庫県立美術館 ミュージアムホール
神戸市中央区脇浜通1-1-1(阪神岩屋駅から南へ徒歩約8分)

■主催
兵庫県立美術館アートフージョン実行委員会
映画製作委員会

■お問合せ
映画製作委員会
TEL 078-333-8690

「LGBTを知ろう」研修用DVD新発売!

160828blog「LGBTに関する職場の意識調査」の結果が8月25日に連合から発表されました。

職場でLGBT関連のハラスメントを受けたり、見聞きしたりした人は約23%、LGBTの人が身近にいる人では、6割にのぼることがわかりました。

ハラスメントの原因としては、6割の人が差別・偏見、4割の人が性別規範意識をあげています。続いて職場の無理解な雰囲気、上司のハラスメントに対する意識の低さ、となっています。

現在、LGBTを含むセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の人たちは、3%~10%存在するといわれています。 誰にとっても、どこの職場にとってもとても身近な問題なのです。

まず私たちが多様な性のあり方を正しく理解し、認め合っていく社会にすることが大切だと思います。

アトリエエムではこのたび、研修用DVD「LGBTを知ろう」(20分)を製作しました。

LGBTの人たちを取り巻く現状を理解し、職場や教育現場でどのように具体的に取り組んでいけばよいのかを、イラストやデータ、事例などを豊富に盛り込んでわかりやすく解説しています。

企業や教育機関、労働組合などの研修や学習会でぜひご活用ください。
図書館や男女共同参画センターなどで貸し出しもできます。

※予告編はこちら(you tube)>>>
※DVDのチラシ(お申込書付き)はこちら>>>
※アトリエエムの販売物の総合チラシ(お申込書付)はこちら>>
※詳細はこちら>>>
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DVD「LGBTを知ろう」
【販売価格】 2万円(税、送料別)
【収録時間】 20分 【日本語字幕付】
【解説】 三木 啓子(アトリエエム(株)代表、産業カウンセラー)
【製作・著作】アトリエエム株式会社 <2016年製作>


【CONTENTS】
①LGBTについて
②現在の状況  <行政、企業、教育現場> 
③国際社会では
④具体的な取り組みを <企業、教育現場で> 
⑤ハラスメントのない社会に向けて

*今後もアトリエエムでは、研修用DVD「考えよう!ハラスメント」(各20分)をシリーズとして製作していきます。次回はセクシュアルハラスメントについて取りあげる予定です。

ハラスメントとLGBT

160814blog7月に、東京で開催された「Work With Pride」の説明会と大阪弁護士会主催の「LGBTs法律問題Q&A」出版記念シンポジウムに参加しました。
どちらも多くの企業や団体の人たちが熱心に講演に聞き入っていて、LGBTをめぐる社会の動きが今、大きく変わりつつあるのを感じます。

LGBTとはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字です。
LGBTを含むセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の人たちは、3%~10%存在するといわれています。
同性のカップルに対して「パートナーシップ証明書」発行したり「LGBT支援宣言」を行う自治体もでてきました。
同性カップルやトランスジェンダーに対して配慮をするように就業規則や福利厚生を改正する企業も増えています。

しかし一方では、東京の国立大学の学生がゲイであることをアウティング(本人の了解を得ずに、公にしていない性的指向や性自認等の秘密を暴露する行動)され、大学のハラスメント相談室に相談をしたものの適切な対応がなされなかったために、転落死するというとても痛ましい事件が起こりました。

アトリエエムでは現在、DVD「LGBTを知ろう」を9月の完成をめざして製作中です。

LGBTの人たちを取り巻く現状を理解し、職場や教育現場でどのように具体的に取り組んでいけばよいのかを、イラストやデータ、事例などを豊富に盛り込んでわかりやすく解説しています。

詳細については後日改めてご案内させていただきますが、学校や職場でこのDVDを多くの人に観ていただいて、多様な性のあり方を理解し、誰もが自分らしく生きられる社会になるようにと願っています。

ご好評につき《一般向け 2時間セミナー》を9月に開催します!「ハラスメントとメンタルヘルス その対応と最新情報」 

160607blog職場でのパワハラや長時間労働などが原因で食欲不振や睡眠障害、抑うつ状態などのメンタルヘルス不調になる人が増えています。休職や退職を余儀なくされている人も大勢います。

アトリエエムでは、4月に続いて一般の方向けのセミナーを企画しましたハラスメントとメンタルヘルスの関係や基礎知識、自分や周囲の人が被害を受けた時の対応やサポートなどについて具体的にお伝えします。最新の事例や判例を通して防止対策についても解説します。

ハラスメントにご関心をお持ちの方はぜひご参加ください。

*資料等の準備の都合上、必ず事前にTEL、FAX、メールなどでお申込みください。

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《一般向 2時間セミナー》
ハラスメントセミナー
~ハラスメントとメンタルヘルス その対応と最新情報~

日時:2016年9月22日(木・祝)14:00~16:00(開場13:30)
会場:大阪産業創造館 5階 研修室D
大阪市中央区本町1-4-5 (地下鉄「堺筋本町駅」から徒歩約5分)

定員:30人(申し込み先着順)(定員になり次第締め切らせていただきます)
参加費:2千円(資料代含む)
講師:三木啓子(アトリエエム代表、産業カウンセラー)

チラシ(お申込書付き)はこちら>>>
詳細はこちら>>>

鵜久森典妙 写真展「影夢写」「いちばぎゃらりぃ侑香」で開催中

160502blog何気ない日常を独特の視点で撮り続けている鵜久森典妙さんの写真展が今年も始まりました。
12回目となる今回のタイトルは「影夢写」(かげむしゃ)。

影は陰にあっても翳にあらず!
どの作品もしっかりと主張している40点です。

ぎゃらりぃのオーナーで、詩人の玉川侑香さんの詩とのコラボレーションもまた素敵です。

侑香さんは、【「いちばぎゃらりぃ侑香」を開いた時、峠の茶屋のような存在になりたいと思いました。旅の途中で人と人が出会い、お茶をのんで話しに興じて、またそれぞれの道を歩んでいく。そんな居場所になればと思いました。】とHPに綴っていますが、まさに色んな人や作品と出会えるぎゃらりぃです。

ぜひのぞいてみてください!

写真展の様子を報じた神戸新聞はこちら160428kobe-shinbun

*5月5日には、日本一の弁士・井上陽一さんによる「活弁ライブ」が開催されます。
1931年の無声映画「杉野兵曹長の妻」を井上さんの名調子でぜひお楽しみください!(要予約)
チラシはこちら>>>

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鵜久森 典妙 写真展 第12回 「影夢写」
とき: 4月28日(木)~5月8日(日) 11時~18時
ところ: いちばぎゃらりぃ侑香 (TEL:078-361-5055)
  神戸市兵庫区神田町38-22
 ● アクセス: JR三ノ宮駅より神戸市バス7系統乗車、
  JR神戸駅より7、9、110系統乗車、
  「平野市場前」バス停下車 (バス道東へ100m

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活弁ライブ「杉野兵曹長の妻」 1931年赤沢映画(40分)
とき: 5月5日(祝・木)①11:00~  ②14:00~
木戸銭: 1,000円(要予約 15席)
ところ: いちばぎゃらりぃ侑香 (TEL:078-361-5055)
 神戸市兵庫区神田町38-22

「アトリエエムのハラスメントセミナー」中身の濃い充実した2時間に

160425blog4月23日土曜日の午後に大阪で実施した2時間の「ハラスメントセミナー」には、本当に様ざまな立場の方が参加してくださいました。

企業の人事担当者、行政機関の相談員、社会保険労務士、労働組合、大学の教員、いのちの電話の相談員、被害者のサポート活動をしている方、そしてご自身やご家族が被害を受けている方など。

立場は違っても「ハラスメントのない職場環境を」というのは皆さんに共通の思いです。

定義や事例に加えて最新の判例の解説、また、被害を受けて自律神経の乱れから生じるメンタルヘルス不調についても、自分自身の状況も考えていただきながら、丁寧にお伝えしました。

うなずきながら熱心にメモを取っておられる方が多く、今回のようなセミナーの必要性を改めて強く感じました。

<参加者のアンケートの一部をご紹介します>
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●ハラスメントに関する知識が深まった。具体的な言葉、行動を例にあげながらの解説だったのでわかりやすかった。職場の人にもできるだけ伝えたいと思います。
●最新の裁判例の解説を聞けて良かった。
●とてもわかりやすかったです。セカンドハラスメントを受けた経験と、自分がした経験を思い出しました。意識をしていないと自分も加害者になり得ると感じました。
●2時間という短時間にも関わらず非常に中身の濃い内容でした。資料も豊富で参考にさせてもらいます。
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今後も色々なプログラムのセミナーを実施して、ハラスメントのない職場づくりに取り組んでいきたいと思います。

次回は、9月頃に実施予定です。詳細が決まりましたらHPやブログでお知らせします。ぜひご参加ください。

九州の大地震

160416blog大きな地震が九州地方で今も続いています。
あまりの被害の大きさに胸が痛みます。

ハラスメントセミナー(研修)では、熊本県をはじめ九州各地の企業や自治体、大学などに何回もお伺いしました。
セミナーの担当者の方たち、熱心に参加してくださった方たち、そして緑豊かな自然、美しい街並みなどが次々と思い起こされます。

支援の手ができるだけ早く、広く届きますように、そして二次災害などが起こらないようにと心から念じています。

私も今自分にできることをしていきたいと思います。

さらなる心配は川内原子力発電所です。
このような状況であるにも関わらず、稼働を続けている電力会社と政府に怒りを覚えます。
人々の安全を第一に考えて、一刻も早く適切な判断をしてほしいと思います。